課題が厳しい
「課題が厳しい」というのはクリアするのが一筋縄ではいかず、時間や労力がかかることです。ただ、達成不可能な難易度ではありません。簡単にはクリアできませんし、絶対無理でもありません。
厳しい課題を出す理由としては課題をクリアする過程で成長させることがあります。簡単にはクリアできないので、十分に準備したり、下調べをしたり、練習をしなければなりません。これを繰返すことで相手を成長させるのです。厳しい課題を出された時のポジティブ思考もこのような考えでしょう。成長したい気持ちは誰もが持っているでしょうし、課題を出す人も相手の成長を願っています。しかし。課題を出す人が相手の能力を十分考慮しないと、厳しい課題ではなく不可能な課題になってしまいます。不可能な課題を無理強いするのはパワハラです。不可能な課題を「君ならできる」と精神論ではげますのは意味がありません。
また「難しい課題」は本人の感じ方によっても変わります。同じくらいの能力の人に同じ課題を出しても難しいと感じる人もいれば、並みの課題と感じる人もいます。簡単な課題も無意味ではありませんが、成長という観点からは難易度は高い方が良いです。場所によっては厳しい課題ばかりの環境もあるでしょう。もしかしたら、それは成長できるチャンスかもしれません。
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