伝える力
人に自分の意志や考えを伝える力はどのような時でも重要です。それは仕事でもプライベートでも同じです。自分に協力してくれる人、賛同してくれる人は多いほどよいです。この伝える力はプレゼン力、コミュニケーション力などがあります。これらは話す内容、言葉遣いなど文字に出来ることや、態度やしぐさなど文字に出来ないことがあります。いわゆるメラビアンの法則です。
どんなに伝える力が優れていても、交渉が失敗することはあります。それは相手が「必要ない」と判断した時です。必要ないものを無理やり買わせるのは押し売りです。もちろん誰もが交渉を有利に進めたいと思って相手と話をしますが、最終判断は相手にゆだねます。相手が断れない条件を突きだすのも交渉の戦術の一つですが、上下の力関係がはっきりします。そのような関係では下の者が反発する可能性があります。もし、上下関係ではない、どちらの側にもメリットがある交渉ができればwin-winの関係ができます。相手の弱みを握って交渉を進めるのか、相手のメリットを引き出せる交渉ができるのか、それによって相手との関係性も変わってきます。相手を従わせようと思って伝える時と、相手のメリットを引き出そうと思って伝える時は全く別のプレゼンになるでしょう。
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