理由
何か一つの結果が起こると理由を知りたくなります。「なぜそうなったのか」、「なぜその選択をしたのか」といったことはよくあります。そして理由を聞いて納得することもあるでしょう。しかし、全ての結果の理由に納得できるとは限りません。「B社の方が優れていたからB社を選択した」と言われても必ず納得できるとは限りません。「B社よりウチの方が良い」と考える人もいるでしょう。そして理由が客観的な時もあれば、感情的な時もあります。そうなると、いくら理由を聞いたところで「なぜ」の繰返しとなるでしょう。ここまでくると、もはや議論することが時間のムダではないかと感じるようになります。
自分には自分の立場、相手には相手の立場があります。もちろん、お互いに利害関係があります。そこからの理由なので話がかみあわないことが起こります。改善して次につながるための理由があるなら聞く必要があります。しかし、自分ではどうしようもない理由の時は深く追求することや、理由を聞く必要すらないでしょう。「そもそも無理だった」というのが理由かもしれません。
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